街も自分も元気になる時間

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モノを運ぶ、移動する、そんな日常の一コマにも、
小さな幸せが見つかります――

配送ロボットでクリーンにお届け

昔ながらの商店街にある、小さなパン屋が私のお店。
よし、今日も上手に焼けました。
ほかほかのパンを店頭に並べたら、次はお得意さんたちへのお届けです。

GIF画像。イラスト:配送ロボットを見送るパン屋の店主。写真:住宅街を走行する配送ロボット。写真:配送ロボットを遠隔監視する様子。イラスト:配送ロボットからパンを受け取る母娘。

パンをお届けするのは、この配送ロボットたち。
電気で動くので排ガスは出ないし、遠隔で監視をしてもらえるから道中も安全で、確実にお客様のもとに着いたことも確認できて安心。
これだと商品を非対面でお渡しできるし、配送を任せている間、私は新作パンの試作ができるしで、いいことずくめなの。

ロボットが出発してすぐ、トラックがやってきました。
「こんにちは!小麦粉のお届けです」
このクルマも電気自動車。静かでいいわね。

クルマの電池の「健康管理」

ウチの会社は、かなり前から配送のトラックをすべて電気自動車に変えている。
その運行管理が僕の仕事。

複数台の電気自動車の管理って実は意外と大変なんだけど、先日システムをアップデートしたおかげで、各車に搭載されているバッテリーの健康状態をクラウド経由で把握するようになり、とても効率的な運用ができるようになった。

例えば元気なバッテリーの車は1回の充電で走れる距離が長いので、遠距離エリアへ。
性能の落ちてきたバッテリーの車は近距離エリアの担当に、といった具合だ。

1台1台のバッテリーの健康状態がハッキリわかるから、少し古くなったからといって、本当はまだまだ使えるバッテリーを新品交換してしまうようなムダもない。

ドライバーから連絡が入った。
「午前の配送完了です。いま商店街のあたりです」

僕は管理画面をチェックしながら答える。
「お疲れ様です。今日は遠距離ルートでしたね。予定通りでお願いします」
「オッケー。河川敷の桜、そろそろ咲き始めたよ」

以前は『予想外に電池残量の減りが早くて、あわてて充電のために帰社させる』なんてこともあったけど、今はそんなドタバタもなくなって、皆にゆとりが生まれてきたようだ。

GIF画像。イラスト:運送会社のオフィスで配送業務を担当する男性2人が車両管理システムを使用している。図版:配送ルートの選択肢が2通り示されている。新車時を基準とした電池最大容量の割合をSOH(State of Health)という。このSOHが80パーセントの場合、将来の電池劣化を予測して、運行ルートとしては200kmではなく130kmのルートを選択したほうがよい、などの最適な運行計画を提案。写真:実際に電気自動車が走っている様子。図版:EV用電池の容量を検知し、メンテナンスの時期を通知するイメージ。現在はSOH70パーセント。メンテナンスした場合、SOHは80パーセントに改善される。このような場合、「メーカーにメンテナンスを依頼してください。」といった通知が届く。

焼き立てパンのお客様

今朝はロボットがパンを届けてくれた。
「思ってたより早いね。ありがとう」

今日みたいに朝からオンライン会議がある時は、こうして焼き立てのタイミングで届けてもらう。子どもも大喜びだ。

勤務先の夫にメッセージを送る。
「明日はシェアサイクルにする?それともシェアカー?」
「明日って?」
「幸太のサッカーの試合!応援に行く日だよ」
「あ、そうか!じゃあ運動を兼ねてシェアサイクルで行こう」

この街にはシェアサイクル、シェアバイク、シェアカー、オンデマンドバスと、いろんな選択肢があって、どれも気軽に使えるので便利。わが家はその時々の都合に合わせて、好きな手段を選ぶようにしている。

「そういえば、河川敷の桜、咲きかけだって。試合の後に行ってみようよ」と夫。

もうそんな季節か!
じゃあ明日は久しぶりにお弁当持ってピクニックだね!

GIF画像。イラスト:配送ロボットを見送る母娘。写真:シェアサイクルの駐輪場。イラスト:どんな乗り物を選択するか、職場の夫とと相談する妻。妻の持つスマホを娘がのぞき込む。メッセージのやり取りをする夫の周りに、乗り物の選択肢としてオンデマンドバス、シェアサイクル、シェアカーのイメージが描かれている。

「人の生活圏=Last 10-mile」での
人のくらしを起点に「移動」のあり方を見つめ直し
人とコミュニティの可能性を提案します